2009年 09月 22日
離島の公共工事
高速船クィーンザマミ
2年ぶりにみる座間味港
離島の公共工事といえば、道路より港湾設備が中心です。約20年前に初めてケラマに来たときは、座間味島の港湾設備は簡素なものでしたが、年々立派になっています。
今はなんとチタン張りの屋根の桟橋ができている有様。補助金頼みとはいえ、過剰品質もいいところです。地元の人も(かっこいいけれど、やりすぎだよね)と苦笑いしているそうです。
ケラマの島々は慢性的な水不足に苦しんでいます。こんなところにお金を使うのではなく、貯水施設の整備に回したほうが島民や島に滞在する観光客の役に立ちます。都会に居ればなかなか気がつかないものですが、地方に行くとこのような現場を知らない、硬直的な予算システムの弊害を実感します。