2009年 10月 19日
生活習慣病対策としての自転車
自転車に乗り慣れて多少は心肺機能が向上したのもあるのでしょうが、体重が減ったことも大きな要因だと思います。高血圧症、脂質代謝異常症、糖尿病に代表される生活習慣病の基盤となる肥満状態を改善することは、健康寿命に良い影響をもたらすことが期待されるでしょう。
このあたりの医学的根拠をまとめたものとして、「自転車で健康になる 」(単行本/
中村 博司 , 高石鉄雄 共著 )が挙げられます。内容は既存の統計データの羅列がやや多く、正直退屈な印象を持たれる方がおられるかもしれませんが、この本の出版社が日本経済新聞社であることが興味深いです。これまで自転車に縁遠かった出版社も自転車の効用を認識し始めたということでしょうか。
伯方島にて。