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海風に吹かれて

技術の進歩

10スピードの6700シリーズから11スピードの6800シリーズにメジャーチェンジしたアルテグラですが、キャリパーブレーキは互換性が保たれています。つまりブレーキ比率は6700と6800は同じということです。

従来型BR-6700 重量:317g
技術の進歩_b0168516_21523988.jpg


新型BR-6800 重量:335g
技術の進歩_b0168516_21522422.jpg


新型は従来型よりメカメカしくなった(ガンダムテイスト?)ためか、微妙に重くなっています。

しかし、新しいメカは性能が向上しているはず、という技術の進歩の信奉者(なんだそれ?)であるボクとしては、その変化に興味があるところです。

というわけで、先日、芦屋のサイクルショップ「ライドワークス」さんにて、CAAD9 Mark2の6700のブレーキ及びブレーキケーブルを6700から6800のそれらにそれぞれ交換していただきました。いつもながら、見事な作業です。。。

ブレーキを少しかけるだけで、新旧のブレーキの性能差が実感できます。新型は引きが軽く、スピードコントロールも断然しやすくなっています(それでもカンパのブレーキのほうがボクは好みですが)。

ちなみにブレーキシューも改良されたそうですが、6700に装着していたスイスストップのグリーンシューを流用しましたので、新旧のブレーキの性能の違いは純粋にキャリパーブレーキとケーブルによるものと考えられます。ケーブルの表面加工に性能向上の鍵があるようです。

デュラエースが7900から9000にモデルチェンジしたときにもその性能向上ぶりが大いに話題にされました。アルテグラの6700から6800へのモデルチェンジにおいても、同様の差異が再現されると思われます。

さすが、世界のシマノは商売が上手いです。あざとすぎて嫌みに感じるほど。長年にわたる競争優位を維持するために、少し技術の出し惜しみをしているんじゃないかな?と感じることもあります。しかし、それでも機能的な後退はありません。懐古趣味を否定しませんが、技術の進歩は素直に評価したいものです。
Commented by BlackBeans2212 at 2013-07-24 21:11
今回の記事は素晴らしい
さくらの季節の次にもって来る辺りが絶妙ですねw
6800イイなぁ
Commented by shinzo_h at 2013-07-25 19:27
クロマメさん
お褒めの言葉、恐縮です。
6800はルックスは子供っぽいですが、性能はさすがですよ。
by shinzo_h | 2013-07-24 19:50 | ロードバイク | Comments(2)

お便りはshinzo2001?yahoo.co.jpまで(?を@に)

by shinzo_h