(昨日の続き)
購入当時、永久保証を謳っていたスキューバプロの男前さとネイビーカンパニーの社長の親切心のおかげさまで、リーズナブルな追い金で最新のトップモデルMk25を入手することができました。
スキューバプロ Mk25 + S600
手持ちのオクトパスや残圧計などを動作確認をしてもらっている途中に、ネイビーカンパニーの店内に陳列されている多くのダイビング機材を眺めていると懐かしいブランド名が目に飛び込んできました。
そのブランドは日本ダイビングスポーツ(NDS)です。ここは、Sプロのレギュを入手してから知ったのですが、神戸市長田区で国内製造している唯一のダイビング機材メーカーです。いつかはNDSのレギュを使いたいものだなと考えていましたが、次第にダイビングから遠ざかって忘れかけていました。
ネイビーカンパニーの社長とダイビングブランドの栄枯盛衰に関する話をしているうちに、NDSが以前とまったく同じスタンスで極めて堅実なビジネスを続けていることを知りました。ここのレギュレターの全てのパーツはNDS社内で内製しているので、供給不足は会社が継続する限り起こり得ないそうな。職人気質の技術者集団故?に、今時ホームページも持っていないのもらしいというか商売っ気がなく微笑ましい。
いろんな裏事情を教えてもらっているうちに、(Sプロのレギュをドナドナして、NDSのレギュをゲットすれば、セカンドステージのオーバーホール代も浮かせるし、将来のオーバーホール費用の回数も減少が見込めるので結果的に大きな出血にはならないだろう)という図式が頭の中でサクッと成立しました。
NDS Polestar II
SプロとNDSのオーバーホール費用を考慮すると、この先毎年リゾートダイビングを1回するという前提で元がとれるのは5年以上先のことでしょう。
合理的ではない購買をしている実感がありますが、いいんです。こういうのは。
満足感と夢を買ったということで。