人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

海風に吹かれて

近代経済学のマルクス経済学化

最近、新幹線通勤の途中に、コミックや新書をアマゾンの電子書籍Kindle版でダウンロードして読んでいます。

この本は、知り合いの教授に紹介されたものです。昨夜東京から戻る間に読了しました。いわゆるアベノミクスにおける日本銀行の金融政策はインフレターゲットを志向しています。この明快なシナリオに何とも言い難い違和感を覚えていたのですが、最後のあたりを読んで腑に落ちるところがありました。

里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く
近代経済学のマルクス経済学化_b0168516_08342910.jpg
この本に記載されている主な内容は、NHKの新日本風土記的なもの?で、ボクにとっては(ふぅん)と思う域を超えるものではありませんでした。むしろ経済学合理性を説く記述の方が心に響きました。この著者の「デフレの本質」も読んでみたいと思います。この著者はガチの経済学者から色々叩かれているようですが、内容を知らずに判断するのはフェアではありませんので。

また、あとがきの著者と編集者の信頼関係に関する記述にも感じるものがありました。キャリアを重ねていくと人間は信頼関係の重要性をつくづく感じます。仕事関係では、社外のネットワーク構築をあまりしてこなかったのですが、今後はもっと力を入れようと思う今日この頃です。

by shinzo_h | 2014-06-08 08:08 | Comments(0)

お便りはshinzo2001?yahoo.co.jpまで(?を@に)

by shinzo_h